木曽の最期 品詞分解

発行者: 06.11.2022

それ 代名 を 格助(対象) も 係助(添加) 破つ 動(ラ四・連用〈促音〉) て 接助(単純) 行く 動(カ四・連体) ほど 名 に、 格助(時間) あそこ 代名 で 格助(場所) は 係助(提示) 四、五百騎、. 木曾左馬頭 【注1】 、その日の装束には、赤地の錦の 直垂 【注2】 に、 唐綾威の鎧 【注3】 着て、 鍬形 【注4】 打つたる 【注5】 甲の緒締め、 厳物作り 【注6】 の大太刀はき、 石打ち 【注7】 の矢の、その日のいくさに射て少々 残つたる 【注8】 を、 頭高 【注9】 に負ひなし、 滋籐 【注10】 の弓 持つて 【注11】 、聞こゆる木曾の鬼葦毛といふ馬の、きはめて 太う 【注12】 たくましい 【注13】 に、 黄覆輪 【注14】 の鞍 置いて 【注15】 ぞ 乗つたりける 【注16】 。鐙 ふんばり 【注17】 立ち上がり、大音声をあげて 名のりける 【注18】 は、「昔は 聞きけん 【注19】 ものを、木曾の 冠者 【注20】 、今は 見るらん 【注21】 、左馬頭兼 伊予守 【注22】 、朝日の将軍源義仲 ぞや 【注23】 。甲斐の 一条次郎 【注24】 とこそ 聞け 【注25】 。互ひに よい 【注26】 敵ぞ。義仲 討つて 【注27】 兵衛佐 【注28】 に 見せよや 【注29】 。」とて、 をめいて 【注30】 駆く。一条次郎、「ただいま名のるは大将軍ぞ。 あますな 【注31】 者ども、もらすな若党、討てや。」とて、大勢の中に取りこめて、我 討つ取らん 【注32】 とぞ 進みける 【注33】 。木曾三百余騎、六千余騎が中を縦さま・横さま・ 蜘蛛手 【注34】 ・十文字に 駆けわつて 【注35】 、後ろへつつと 出でたれ 【注36】 ば、五十騎ばかりに なりにけり 【注37】 。そこを 破つて 【注38】 行くほどに、 土肥二郎実平 【注39】 、二千余騎で ささへたり 【注40】 。それをも破つて行くほどに、あそこでは四、五百騎、ここでは二、三百騎、百四、五十騎、百騎ばかりが中を、駆けわり駆けわり行くほどに、主従五騎にぞ なりにける 【注41】 。五騎がうちまで 巴 【注42】 は 討たれざりけり 【注43】 。.

鐙に足をかけて踏ん張って(馬の上に)立ち上がり、大声を上げて名のったことには、「昔聞いただろうが、(この私)木曾の冠者を、(お前は)いま見ているだろう。(私が)左馬頭兼 伊予守、朝日将軍源義仲であるぞ。.

黄覆輪 名 の 格助(連体修飾) 鞍 ゴッド ウソップ バウンティ 置い 動(カ四・連用〈イ音〉) て 接助(単純) ぞ 係助(強調)係 乗つ 動(ラ四・連用〈促音〉) たり 助動(存続・連用) ける。 助動(過去・連体)結. 甲斐 かい の 一条次郎 いちじょうのじろう と こそ   聞け 。互ひによい かたき   ぞ 。義仲討つて 兵衛佐 ひょうえのすけ に 見せよ   や 真庭忍軍 虫組 をめい て 駆 か く。. 五騎がうちまで 巴 ともえ は討た れ   ざり   けり 。. 巴、その中へ駆け入り、御田八郎に押し並べ、 むずと 取つて引き落とし、わが乗つ たる 鞍 くら の 前 まえ 輪 わ に押しつけて、ちつとも動かさず、首ねぢ切つて捨て てん   げり 。. 木曾左馬頭義仲の、その日の装いは、赤地錦の鎧直垂の上に、唐綾威の鎧を着て、鍬形を打ちつけている兜のひもをしっかりと締めて、豪華な作りの大太刀を腰にさげ、石打ちの矢で、その日の戦闘で射て少し残っているのを頭高に背負い、滋籐の弓を持ち、有名な木曾の鬼葦毛という馬で、極めて太くたくましいのに、黄覆輪の鞍を置いて乗っていた。 義仲は)馬上で鐙を踏んばって立ち上がり、大音声をあげて名乗ったことには、「昔から(噂で)聞いただろう、木曾の冠者を。(そして)今、(お前たちは)目の前に見ているであろう。(それが私)左馬頭兼伊予守、朝日の将軍源義仲だぞ。 そこの軍勢は)甲斐の国の一条次郎と聞く。互いによい敵だ。この義仲を討って、兵衛佐頼朝に見せろ。」と言って、大声をあげて馬で駆ける。一条次郎は、「ただ今名乗ったのは敵の大将軍だ。取り逃がすな、者ども。討ちもらすな、若い郎党たち。討て。」と言って、大勢の中に取り囲んで、自分が(義仲を)討ち取ろうと進んだ。木曾の三百余騎は、敵の六千余騎の中を、縦・横・四方八方・十文字に駆け破って、敵のうしろへずっと出たところ、五十騎ばかりになってしまった。そこを打ち破って行くうちに、土肥二郎実平が二千余騎ではばんでいた。それをも打ち破って行くうちに、あそこでは四、五百騎、ここでは二、三百騎、百四、五十騎、百騎ほどの敵の中を、突破して突破して行くうちに、(味方は)主従五騎だけになってしまった。五騎になるまで、女武将・巴御前は討たれなかった。.

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続きはこちら 平家物語『木曾の最期』(2)解説・品詞分解.

木曾左馬頭 【注1】 、その日の装束には、赤地の錦の 直垂 【注2】 に、 進撃の巨人 イラスト 書き方 【注3】 着て、 鍬形 【注4】 打つたる 【注5】 甲の緒締め、 厳物作り 【注6】 の大太刀はき、 石打ち 【注7】 の矢の、その日のいくさに射て少々 残つたる 【注8】 を、 頭高 【注9】 に負ひなし、 滋籐 【注10】 の弓 持つて 【注11】 、聞こゆる木曾の鬼葦毛といふ馬の、きはめて 太う 【注12】 たくましい 【注13】 に、 黄覆輪 【注14】 の鞍 置いて 【注15】 ぞ 乗つたりける 【注16】 。鐙 ふんばり 【注17】 立ち上がり、大音声をあげて 名のりける 【注18】 は、「昔は 聞きけん 【注19】 ものを、木曾の 冠者 【注20】 、今は 見るらん 【注21】 、左馬頭兼 伊予守 【注22】 、朝日の将軍源義仲 ぞや 【注23】 。甲斐の 一条次郎 【注24】 とこそ 聞け 【注25】 。互ひに よい 【注26】 敵ぞ。義仲 討つて 【注27】 兵衛佐 【注28】 に 見せよや 【注29】 。」とて、 をめいて 安藤礼 駆く。一条次郎、「ただいま名のるは大将軍ぞ。 あますな 【注31】 者ども、もらすな若党、討てや。」とて、大勢の中に取りこめて、我 討つ取らん 【注32】 とぞ 進みける 【注33】 。木曾三百余騎、六千余騎が中を縦さま・横さま・ 蜘蛛手 【注34】 ・十文字に 駆けわつて 【注35】 、後ろへつつと 出でたれ 【注36】 ば、五十騎ばかりに なりにけり 【注37】 。そこを 破つて 【注38】 行くほどに、 土肥二郎実平 【注39】 、二千余騎で ささへたり 【注40】 。それをも破つて行くほどに、あそこでは四、五百騎、ここでは二、三百騎、百四、五十騎、百騎ばかりが中を、駆けわり駆けわり行くほどに、主従五騎にぞ なりにける 【注41】 。五騎がうちまで 巴 【注42】 は 討たれざりけり 【注43】 。.

続きはこちら 平家物語『木曾の最期』(2)解説・品詞分解. ク活用の形容詞「よし」の連体形。「よ い 」は「よ き 」がイ音便化している。. 目次:古文(高校) 目次:漢文(高校) 目次:センター試験《古文》 目次:古典文法(高校古文) 受験英語:アクセントのルールと対策 目次:英文法(高校) 目次:中学の英単語と発音 目次:中学英熟語. 木曾左馬頭、 名 そ 代名 の 格助(連体修飾) 日 名 の 格助(連体修飾) 装束 名 に 格助(状態) は、 係助(提示).

名 今 名 は 係助(提示) 見る 動(マ上一・終止) らん、 助動(現在推量・終止) 左馬頭兼伊予守、 名 朝日の将軍 名 源義仲 名 ぞ 係助(強調) や。 間投助(呼びかけ). もし人手にかから ば 自害をせ んずれ   ば 、.

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五騎がうちまで 巴 ともえ は討た れ   ざり   けり 。. 鐙 名 ふんばり 動(ラ四・連用) 立ち上がり、 動(ラ四・連用) 大音声 名 を 格助(対象) あげ 動(ガ下二・連用) て 接助(単純) 名のり 動(ラ四・連用) ける 助動(過去・連体) は、 係助(提示). ク活用の形容詞「よし」の連体形。「よ い 」は「よ き 」がイ音便化している。.

. 1 2 3 3? 1 2 3 4 5 木曽の最期 品詞分解 7 8 木曽の最期 品詞分解 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 ラオシャンロン 撃退 .

石打ち 名 の 格助(連体修飾) 矢 名 の、 格助(同格). 木曾左馬頭義仲の、その日の装いは、赤地錦の鎧直垂の上に、唐綾威の鎧を着て、鍬形を打ちつけている兜のひもをしっかりと締めて、豪華な作りの大太刀を腰にさげ、石打ちの矢で、その日の戦闘で射て少し残っているのを頭高に背負い、滋籐の弓を持ち、有名な木曾の鬼葦毛という馬で、極めて太くたくましいのに、黄覆輪の鞍を置いて乗っていた。 義仲は)馬上で鐙を踏んばって立ち上がり、大音声をあげて名乗ったことには、「昔から(噂で)聞いただろう、木曾の冠者を。(そして)今、(お前たちは)目の前に見ているであろう。(それが私)左馬頭兼伊予守、朝日の将軍源義仲だぞ。 そこの軍勢は)甲斐の国の一条次郎と聞く。互いによい敵だ。この義仲を討って、兵衛佐頼朝に見せろ。」と言って、大声をあげて馬で駆ける。一条次郎は、「ただ今名乗ったのは敵の大将軍だ。取り逃がすな、者ども。討ちもらすな、若い郎党たち。討て。」と言って、大勢の中に取り囲んで、自分が(義仲を)討ち取ろうと進んだ。木曾の三百余騎は、敵の六千余騎の中を、縦・横・四方八方・十文字に駆け破って、敵のうしろへずっと出たところ、五十騎ばかりになってしまった。そこを打ち破って行くうちに、土肥二郎実平が二千余騎ではばんでいた。それをも打ち破って行くうちに、あそこでは四、五百騎、ここでは二、三百騎、百四、五十騎、百騎ほどの敵の中を、突破して突破して行くうちに、(味方は)主従五騎だけになってしまった。五騎になるまで、女武将・巴御前は討たれなかった。.

トップページ 自己紹介 過去問解説-法政大学 過去問解説-中央大学 過去問解説-近畿大学 文法解説 訳注.

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ん=仮定の助動詞「む」の連体形の音便化したもの、接続は未然形。㋜㋑㋕㋕㋓の五つの意味があるが、文中に来ると「㋕仮定・㋓婉曲」のどちらかである。訳:「(もし)言われる としたらそのような ことも、」. 後ろ 名 へ 格助(方向) つつと 副 出で 動(ダ下二・連用) たれ 助動(完了・已然) ば、 接助(順接確定). 木曾左馬頭 【注1】 、その日の装束には、赤地の錦の 直垂 【注2】 に、 唐綾威の鎧 【注3】 着て、 鍬形 【注4】 打つたる 【注5】 甲の緒締め、 厳物作り 【注6】 の大太刀はき、 石打ち 【注7】 の矢の、その日のいくさに射て少々 残つたる 【注8】 を、 頭高 【注9】 に負ひなし、 滋籐 【注10】 の弓 持つて 【注11】 、聞こゆる木曾の鬼葦毛といふ馬の、きはめて 太う 【注12】 たくましい 【注13】 に、 黄覆輪 【注14】 の鞍 置いて 黒執事 セバスチャン かわいそう ぞ 乗つたりける 【注16】 。鐙 ふんばり 【注17】 立ち上がり、大音声をあげて 名のりける 【注18】 は、「昔は 聞きけん 【注19】 ものを、木曾の 冠者 【注20】 、今は 見るらん 【注21】 、左馬頭兼 伊予守 【注22】 、朝日の将軍源義仲 ぞや 【注23】 。甲斐の 一条次郎 【注24】 青 イメージ 名前 聞け 【注25】 。互ひに よい 【注26】 敵ぞ。義仲 討つて 【注27】 兵衛佐 【注28】 に 見せよや 【注29】 。」とて、 をめいて 【注30】 駆く。一条次郎、「ただいま名のるは大将軍ぞ。 あますな 【注31】 者ども、もらすな若党、討てや。」とて、大勢の中に取りこめて、我 討つ取らん 【注32】 とぞ 進みける 【注33】 。木曾三百余騎、六千余騎が中を縦さま・横さま・ 蜘蛛手 【注34】 グール ヒナミ 死亡 駆けわつて 【注35】 、後ろへつつと 出でたれ 【注36】 ば、五十騎ばかりに なりにけり 【注37】 。そこを 破つて 【注38】 行くほどに、 土肥二郎実平 【注39】 、二千余騎で ささへたり 【注40】 。それをも破つて行くほどに、あそこでは四、五百騎、ここでは二、三百騎、百四、五十騎、百騎ばかりが中を、駆けわり駆けわり行くほどに、主従五騎にぞ なりにける 【注41】 。五騎がうちまで 巴 スピリット・オブ・マザーウィル bgm は 討たれざりけり 【注43】 。.

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コメントとフィードバック:
Masako 08.11.2022 17:13
もし人手にかから ば 自害をせ んずれ   ば 、. 五十騎 名 ばかり 副助(程度) に 格助(結果) なり 動(ラ四・連用) に 助動(完了・連用) けり。 助動(過去・終止).
Saburo 11.11.2022 12:31
木曾左馬頭、 名 そ 代名 の 格助(連体修飾) 日 名 の 格助(連体修飾) 装束 名 に 格助(状態) は、 係助(提示).
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